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実践で使える!PER(株価収益率)とは?投資初心者向けに超やさしく解説!

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みなさんこんにちは!技術や投資、経済について役立つ情報発信している速ラボ編集部です!

今回は、「PER(株価収益率)とは?投資初心者向けに超やさしく解説!」について解説していきたいと思います。

「株のニュースでよく聞く『PER』って、なんだか難しそう…」
そう思ったことはありませんか?

でもご安心ください!知ってしまえば難しいものではありません。

PERは要するに「その株が、いま買い時(お得)なのかどうか」を教えてくれる、買い物でいう「値札のチェック」のようなものです。

まだ納得いっていない方も当記事を読めばサクッと理解できるようにPERについて分かりやすく噛み砕いて解説しておりますので、よろしければぜひ当記事をご活用ください。

PER(株価収益率)とは

PER(Price Earnings Ratio)とは、株価が企業の利益に対して割安か割高かを判断する数字のことをいいます。(読み方は「ピー・イー・アール」)

PERは「株価収益率」ともいいます。

PERの数値を見ることによって、株価が1株当たりの利益(当期純利益)の何倍かが簡単にわかります。

一般的に15倍より上か下か?を基準として割安か割高かを判断することになりますが、業種によって異なりますのでその辺はご注意ください。

このPERは、銘柄ごとに楽天証券、SBI証券、無料株情報サイトなどで下図のように確認することができます。

つまり「株を買ったが、元を取るのに何年かかるか」ということが以下の例のようにわかります。

PER 10倍 = 買ったお金の元を取るのに 10年 かかる(割安・お得
PER 20倍 = 買ったお金の元を取るのに 20年 かかる(割高・高級

値段に対して「元を取るスピードが早いか・遅いか」を見ているだけなので、「数字が小さいほどお買い得(割安)」と覚えておけばバッチリです!(ただし注意点はあります)

このように、このPERはファンダメンタルズ分析で利用される指標になります。

PERの仕組みとイメージ

株を買うという行為は、いわば「その会社の稼ぎ出す利益の一部を買う」ということです。

例えば、毎年100万円の利益(純利益)を安定して生み出している会社があるとします。

この会社全体を買収する(あるいは株を買い占める)ときの値段によって、元を取るまでの年数は大きく変わります。例えば以下の例で考えてみるとわかりやすいです。

例①)1,000万円で買い取る場合
→毎年100万円が入ってくるため、10年で元が取れます。この状態がPER 10倍(割安)です。

例②)2,000万円で買い取る場合
→元を取るのに20年かかります。これがPER 20倍(割高)です。

このように、会社が稼ぐ力に対して売出価格(不動産や株式などを市場に売り出す際、最初に設定する希望販売価格)が安ければ「PERは低く=お得(割安)」になり、高ければ「PERは高く=高級(割高)」になります。

PERの計算方法

PERはの計算は以下の式で求めることが可能です。

PER=現在の株価1株あたりの当期純利益(EPS)\text{PER} = \frac{\text{現在の株価}}{\text{1株あたりの当期純利益(EPS)}}

例えば、株価が「1,000円」で、その会社が株1株あたり「100円」稼いでいるなら、1,000 ÷ 100 = 10倍(PER 10倍)となります。

株価は下図のように証券サイトや無料株情報サイトなどで確認することが可能です。

また、銘柄ごとの全株数は下図のようにどこかに掲載されているはずなのでチェックしてみてください。

ちなみにここで計算式の中に以下の用語が出てきました。

  • 当期純利益
  • EPS

こちらに関しては、それぞれ解説いたします。

当期純利益とは

当期純利益(とうきじゅんりえき)とは、会社が1年間で稼ぎ出した「最終的な残った儲け(純粋な利益)」のことをいいます。

会社は1年間の中で、商品やサービスを売って売上を作ります。
しかし、その売上から仕入れ値、社員のお給料、オフィスの家賃、借金の利息、そして国に払う税金など、あらゆるコストを引かなければなりません。

そうして「すべての支払いを終えた後に、最後に手元にぽつんと残ったお金」が当期純利益です。

図としてご確認いただくと下図のようになります。

上図はいわゆる損益計算書(PL)の項目になりますが、当期純利益のみならず「営業利益」や「経常利益」などの用語も押さえておくと投資やビジネスマンとして有利になるかと思いますので、必ず覚えておくようにしましょう。

EPSとは

EPS(Earnings Per Share)とは、株1株が1年間でいくら稼いだかを示す数字のことをいいます。(読み方は「イー・ピー・エス」)

なんだか難しそ〜ですが、要するに「株1株が、1年間で稼ぎ出したお金(利益)」のことです。

わかりやすくまとると、以下のようになります。

EPSが大きい = 1株あたりの稼ぐ力が「強い」
EPSが小さい = 1株あたりの稼ぐ力が「弱い」

計算式は以下になりまして、会社全体の儲けである当期純利益を、世の中に出回っている「株式の総数(発行済株式数)」で割ることで計算します。

EPS=会社の最後の儲け(当期純利益)世の中に出回っている株の数(発行済株式数)\text{EPS} = \frac{\text{会社の最後の儲け(当期純利益)}}{\text{世の中に出回っている株の数(発行済株式数)}}

このEPSの計算式を理解できるように解説しますと、例えば1年間で「100万円」の利益を出した会社があるとします。

  • 株の数が1,000株なら = 100万円 ÷ 1,000株 = EPS 1,000円
  • 株の数が10,000株なら = 100万円 ÷ 10,000株 = EPS 100円

同じ「100万円」を稼ぐ会社でも、株の数によって1株あたりのパワー(EPS)が全く変わるのがわかりますね!

このようにEPSを計算することによって、会社のサイズが違っても「株1株あたりの稼ぐ力」に置き換えることで、企業同士の稼ぎやすさを公平に比べることができます。

投資情報などでは例えば下図ように記載されていたりするため、当記事で覚えてしまって投資などで活用できるようにしましょう。

PERの使い方(15倍という基準について)

それでは、PERがいくつなら「買い時」なのでしょうか?

日本の株式市場では、PERは平均して「15倍」くらいが基準(普通)とされています。まずはこの「15倍」だけ覚えておきましょう!

この15倍という基準に関して一目でわかるように以下の表におまとめいたしました。

PERの数字どういう状態?イメージ
15倍より小さい(10倍など)割安(お得!)実力のわりに安く買えるチャンス。
ただし「人気がないだけ」のこともあるので注意。
15倍くらい普通(適正)相場通りの安心感があるお値段。
15倍より大きい(30倍など)割高(または大人気)ちょっとお高め。
「これから大成長するぞ!」とみんなが期待して買い集めている状態。

こちらの表をご確認いただけましたら、PERの使い方がよく理解できるかと思います。

もし投資判断などでPERについて忘れてしまったら、その度にこの表を確認していただきつつ判断いただくと良いかと思います。

続いて投資判断として精度を上げるためにもう少し深掘りして、PERの基準となる15倍を超えているケースと、下回っているケースについて、それぞれの意味や投資家の見方を分かりやすく解説します。

PERが15倍より低い場合(低PER)

PERが15倍より低いと、1株あたりの利益に対して株価が低く放置されている「割安」の状態です。

ここで意味するのは「割安でお買い得」または「人気がなくて売られている」ということになります。

割安の魅力としては、企業の稼ぐ力に対して値札が安くついているため、何らかのきっかけで注目を集めれば、適正価格まで株価が上昇する大きなチャンスを秘めています(バリュー株投資)。

成熟した業界(金融、不動産、鉄鋼など)の企業に多く見られます。

バリュー株投資とは、企業の利益や資産などの本質的な価値に比べて、現在の株価が割安に放置されている銘柄を買い、適正な価格へ戻るのを待つ投資手法です。「割安株投資」とも呼ばれ、有名な投資家ウォーレン・バフェット氏もこの手法を好むことで知られています。

注意点(割安の罠)としては、単に「業績が悪化しそう」「不祥事があった」「将来の成長が見込めない」といった理由で投資家から敬遠され、安く放置されているケース(バリュートラップ)もあります。

バリュー トラップとは、株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)などの指標で「割安」と判断して買った株が、いつまで経っても値上がりせず、安値のまま放置されてしまう「割安のわな」のことです。

PERが15倍より高い場合(高PER)

PERが15倍より高いと、1株あたりの利益に対して株価が高く売られている「割高」の状態です。

ここで意味するのは「市場(投資家)からの期待が高い」または「株価が買われすぎて割高」ということになります。

期待値のあらわれであり、「今はまだ利益が小さくても、数年後には何倍にも利益が伸びるだろう」と多くの投資家が成長を信じている場合、PERが30倍や50倍といった高い数値になります。

IT企業や先端技術(AIなど)を扱う成長企業(グロース株)に多く見られます。

注意点としては期待が大きすぎるため、決算発表で少しでも成長の陰りが見えると、失望売りによって株価が急落するリスクを秘めています。

ここまででPERが15倍より低い場合、高い場合について解説しました。

単純に「低いから買い」「高いから見送り」と決めつけるのではなく、高い理由・低い理由をセットで探ることが成功のポイントです。ぜひ、投資判断の際に参考にしてみてください!

PERの注意点

PERはとっても便利ですが、失敗しないために以下の3つだけ気をつけてください。

① 同じ仲間(同じ業界)の会社と比べよう

例えば、ゲーム会社やIT企業は「将来すごそう!」と期待されやすいので、PERが30倍以上になるのが普通です。

一方で、銀行や不動産の会社は10倍以下になることも多いです。 比較するときは「ライバル企業どうし(例:トヨタとホンダ)」で比べるのがコツです。

② 「安すぎる(低PER)」には裏があるかも?

PERが5倍や7倍といった掘り出し物を見つけても、すぐに飛びつくのは危険です。

「これから売上が落ちそう」「トラブルを抱えている」などの理由で、みんなが怖がって買わないから安いのかもしれません。

③ これからの予想で判断しよう

会社が発表している「今年どれくらい儲かりそうか(未来の予想)」をもとにしたPERを見るようにしましょう。

株の世界では、過去の実績よりも「これからどうなるか」が大切です。

まとめ

今回は、「PER(株価収益率)とは?投資初心者向けに超やさしく解説!」について解説いたしました。

当記事の内容によってPERについてやPERの計算式や使い方、注意点などについてわかりやすく解説いたしました。

ざっくりまとめると以下が言えるかと思います。

  • PERは「投資したお金を何年で回収できるか」の数字!
  • 「15倍」より小さければ割安、大きければ期待が高い!
  • 必ず「同じ業界のライバル会社」と比べよう!

投資の実践でも当時の内容は参考になるかと思いますので、投資判断の材料やツールとして、よろしければ当ブログをご活用いただけましたら幸いです。

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